ファイアーエムブレム サイファ
今日はファイアーエムブレム サイファという、カードゲームについて。
今はもうサービスを終了してしまっていて、今さら記事にするのか悩んだのですが
サイファを通じてFE関連の知り合いも増え、長い間楽しんだので一つくらいは記事を書こうと思います。
ファイアーエムブレム サイファとは
ファイアーエムブレムのTCG(トーレディングカードゲーム)です。
カードの種類はキャラクターカードのみで、装備カードやサポートカードのようなものはなく、過去シリーズも含め全て新規イラスト描き下ろしで収録されています。
■美麗な描き下ろしイラスト(デッキ - 50枚)
もはやカードのイラストだけで垂涎ものなのですが、ゲーム会社が主導のこともあって、対戦も簡単なルールにも関わらずしっかりしていたと感じます。
どんなゲーム?
手札からキャラクターを戦場に出撃させたり、クラスチェンジ(俗に言う進化)させながら、戦場にいるキャラクターで敵を攻撃して相手キャラクターを撃破するというのが基本的な流れです。
主人公キャラクターが撃破されるとオーブ(いわゆるHP。裏向きカードの枚数)が減っていき、このオーブがない状態で相手主人公を撃破した時に勝ちとなります。
初期のオーブ枚数は5枚なので、6回相手の主人公を撃破すれば勝ちです。
※主人公以外のキャラクターは撃破された場合はオーブは減りませんが、戦場からいなくなります。
■ゲームプレイの様子、主人公ロイが相手の主人公ディミトリに攻撃するシーン
攻撃は失敗することもあり、カード左下の戦闘力と
デッキの1番上をめくって出てきたカード右下の支援値を足した数字が
防御側以上になっていれば撃破成功になります。
画像では、ロイの戦闘力70で、これにルーテの支援値20を足すと90。
相手側も戦闘力+支援値が90なので撃破成功のパターンです。
※撃破を無効にする回避や、戦闘力を倍にする必殺のギミックが戦闘の駆け引きを増やします。
回避や必殺もそうなのですが、ちょこちょこと原作のFEっぽさを散りばめてあります。
例えば、戦場には自分と対戦相手でそれぞれ前衛と後衛というフィールドがあり、魔法が使えるキャラクターは遠距離攻撃ができるので後衛からでも攻撃ができるものの、逆に剣を使うキャラは前衛じゃないと相手を攻撃ができないといった具合に駒ゲーっぽさが残されてたりします。
ちなみに、イラスト紹介代わりに載せたロイ主人公のデッキは、支援時の追加効果をメインしたコンセプトを持たせたデッキです。
デッキの中には、「攻撃時に支援するカードとなった時、条件付きで手札を1枚増やすことができる」といったカードが入っていて、ロイの特殊効果でデッキの1番上にカードを仕込むことができるのでその効果を狙って引き出すといったデッキです。
ものすごい強いというデッキでもないのですが、コンセプトはしっかりさせてるのでスタンダードに戦えるデッキです。
サイファのデッキを作ろうという方は是非にも。